1PM131|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
あん摩・マッサージ・指圧治療の禁忌はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
あん摩・マッサージ・指圧の絶対的禁忌と、状態に応じて慎重に判断する疾患を区別する問題です。急性腹症である腹膜炎を見逃さないことが最重要です。
解説
腹膜炎は、腹膜に細菌感染や化学的刺激による急性炎症が生じた状態です。激しい腹痛、圧痛、反跳痛、筋性防御、発熱、悪心・嘔吐などを伴い、消化管穿孔など生命に関わる原因が隠れていることがあります。腹部への施術は病態を悪化させ、受診を遅らせる危険があるため禁忌です。
動脈硬化症は血管の脆弱性や循環障害の程度に応じて慎重な対応が必要ですが、病名だけで全身の手技療法が常に絶対禁忌とは限りません。足関節捻挫は急性期の局所に強い揉捏を行わず、骨折や重度靱帯損傷を評価したうえで時期に応じて対応します。慢性胃炎も急性増悪や器質的疾患を除外し、状態により補助的施術が検討されます。
腹膜炎が疑われたら飲食や施術を勧めず、速やかに救急医療へつなげます。
選択肢の確認
- 1.腹膜炎(正答):正しい。腹膜炎は急性腹症であり、あん摩・マッサージ・指圧の禁忌です。
- 2.動脈硬化症:誤り。動脈硬化症では慎重な評価と弱刺激が必要ですが、一律の絶対禁忌とは限りません。
- 3.足関節捻挫:誤り。足関節捻挫では急性局所への強刺激は避けますが、病期・重症度に応じた対応が可能です。
- 4.慢性胃炎:誤り。慢性胃炎は急性腹症などを除外したうえで、状態により施術対象となることがあります。
覚えるポイント
- 腹膜炎は筋性防御を伴う急性腹症で、施術禁忌。
- 急性炎症・感染・出血・血栓・骨折疑いは施術前に除外する。
- 相対的禁忌は病期と全身状態で判断する。