2PM135|第2回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の神経麻痺と治療との組合せで正しいのはどれか。「突然、左側の額にしわを寄せることや目を閉じることができなくなり、口笛も吹けなくなった。」
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
額、眼輪筋、口輪筋を同じ側でまとめて動かせない所見から、障害されている脳神経を判断する症例問題です。顔面上部と下部の両方が麻痺している点が決め手です。
解説
左の額にしわを寄せられず、閉眼できず、口笛も吹けないことから、左顔面神経の末梢性麻痺が考えられます。顔面神経は前頭筋、眼輪筋、口輪筋などの表情筋を支配します。国家試験上は、診断後の顔面全体への穏やかなマッサージが組み合わされます。
ただし「突然」の顔面麻痺では、ベル麻痺だけでなく脳血管障害や帯状疱疹関連麻痺などの鑑別が必要です。まず医療機関で診断を受け、閉眼不能による角膜乾燥の保護も行います。強い揉捏や無理な表情運動は避けます。
選択肢の確認
- 1.動眼神経麻痺 - 目の周囲のマッサージ:誤り。動眼神経麻痺では眼瞼下垂、眼球運動障害、瞳孔異常などが中心で、額や口の表情筋麻痺は説明できません。
- 2.外転神経麻痺 - 眼球運動法:誤り。外転神経は外側直筋を支配し、障害では眼球外転ができなくなります。
- 3.滑車神経麻痺 - 眼部の温熱療法:誤り。滑車神経は上斜筋を支配し、障害では下方視などに問題が出ます。
- 4.顔面神経麻痺 - 顔面全体のマッサージ(正答):正しい。額・閉眼・口笛のすべてが障害されており、顔面神経麻痺に一致します。
覚えるポイント
- 顔面神経は表情筋を支配する。
- 額と口の両方の麻痺は末梢性顔面神経麻痺を示唆。
- 突然の顔面麻痺はまず医療評価を優先。