34AM33|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
基礎医学病理学循環障害・炎症・免疫
左心不全で、最も初期にうっ血が生じる臓器はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、左心不全で血液がどこにうっ滞するかを確認します。
左心不全では、左心房から肺静脈側へ圧が上がり、最も初期に肺うっ血が起こります。
解説
左心室のポンプ機能が低下すると、肺から左心房・左心室へ戻ってきた血液を十分に全身へ送り出せなくなります。
その結果、左心房圧や肺静脈圧が上昇し、肺に血液がうっ滞します。これが肺うっ血です。進行すると肺水腫を起こし、呼吸困難、起坐呼吸、湿性ラ音などがみられます。
肝臓のうっ血は右心不全で重要です。右心不全では体静脈系にうっ血が起こり、肝腫大、頸静脈怒張、下腿浮腫などがみられます。
ひっかけポイント
左心不全は肺うっ血、右心不全は体静脈うっ血と覚えます。
選択肢の確認
1.肺
正しい。
左心不全では肺静脈圧が上昇し、最も初期に肺うっ血が生じます。呼吸困難や起坐呼吸と関係します。
2.肝 臓
誤り。
肝臓のうっ血は右心不全で重要です。左心不全で最初にうっ血が生じる臓器としては肺が適切です。
3.脾 臓
誤り。
脾臓は門脈圧亢進などで腫大することがありますが、左心不全で最も初期にうっ血する臓器ではありません。
4.腎 臓
誤り。
腎臓は心拍出量低下により血流低下の影響を受けますが、左心不全で最初にうっ血が生じる臓器としては肺が適切です。
覚えるポイント
- 左心不全では肺うっ血が起こります。
- 右心不全では肝うっ血、頸静脈怒張、下腿浮腫が重要です。
- 肺うっ血では呼吸困難や起坐呼吸がみられます。