34AM58|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床医学疾患各論神経・末梢神経
肘部管症候群でみられるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、肘部管症候群で障害される神経と症状を確認します。
肘部管症候群は、肘部管で尺骨神経が圧迫される絞扼性神経障害です。
解説
尺骨神経は、手の小指側の感覚や手内在筋の運動に関係します。
肘部管症候群では、尺骨神経が肘の内側で圧迫されるため、小指や環指尺側のしびれ、手指の巧緻運動障害、骨間筋萎縮、鷲手変形などがみられます。
横手根靱帯の肥厚、ファレンテスト陽性、母指球筋萎縮は手根管症候群で重要です。手根管症候群では正中神経が障害されます。
ひっかけポイント
肘部管症候群は尺骨神経、小指のしびれです。手根管症候群は正中神経、母指から中指のしびれです。
選択肢の確認
1.横手根靱帯の肥厚
誤り。
横手根靱帯の肥厚は手根管症候群で問題になります。肘部管症候群の主病変部位ではありません。
2.小指のしびれ
正しい。
肘部管症候群では尺骨神経が障害され、小指や環指尺側にしびれがみられます。
3.ファレンテスト陽性
誤り。
ファレンテストは手根管症候群を評価する検査です。肘部管症候群の代表的検査ではありません。
4.母指球筋の萎縮
誤り。
母指球筋萎縮は正中神経障害である手根管症候群などでみられます。尺骨神経障害では小指球筋や骨間筋の萎縮が重要です。
覚えるポイント
- 肘部管症候群では尺骨神経が圧迫されます。
- 尺骨神経障害では小指のしびれが重要です。
- 手根管症候群では正中神経が障害され、ファレンテスト陽性や母指球筋萎縮がみられます。