R05A75令和5年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術周術期・救急看護術前オリエンテーション

手術前の看護とその目的の組合せで、適切なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、手術前看護と目的の組合せが問われています。

術前看護では、患者の不安を軽減し、手術に向けた身体的・心理的準備を整えることが重要です。

解説

術前オリエンテーションでは、手術の流れ、入室までの準備、術後の状態、呼吸訓練、疼痛時の伝え方、早期離床などを説明します。患者が見通しを持てることで不安が軽減し、心の準備につながります。

トリフローは、深呼吸や肺の拡張を促す呼吸訓練器具です。術後の無気肺や肺炎の予防、換気の改善に関係します。排痰の管理だけを目的とする説明は不十分です。

シャワー浴は爽快感だけでなく、皮膚を清潔にして術後感染を予防する目的があります。

弾性ストッキングは、下肢静脈のうっ滞を防ぎ、深部静脈血栓症などの静脈血栓症を予防するために用いられます。動脈血栓症の予防ではありません。

患者への説明
術前説明では、患者が理解できたかを確認し、不安や疑問を表出できるように関わります。説明内容で不明点があれば、医師や看護師へつなぎます。

選択肢の確認

1.術前オリエンテーション 心の準備
適切である。
術前オリエンテーションにより、手術前後の流れを理解し、不安を軽減して心の準備ができます。

2.トリフローによる呼吸訓練 排痰の管理
誤り。
トリフローは深呼吸や肺拡張を促し、術後の無気肺や肺炎を予防する目的で用いられます。排痰の管理だけを目的とする組合せとしては不十分です。

3.シャワー浴 爽快感を保つ
誤り。
シャワー浴には爽快感だけでなく、皮膚を清潔にして術後感染を予防する目的があります。この組合せでは目的が不十分です。

4.弾性ストッキングの装着 動脈血栓症の予防
誤り。
弾性ストッキングは下肢静脈のうっ滞を防ぎ、深部静脈血栓症などの静脈血栓症を予防する目的で用いられます。動脈血栓症の予防ではありません。

覚えるポイント

  • 術前オリエンテーションは不安軽減と心の準備につながる。
  • トリフローは肺拡張を促し、術後肺合併症を予防する。
  • シャワー浴は清潔保持と感染予防に役立つ。
  • 弾性ストッキングは静脈血栓症の予防に用いる。
  • 術前看護では身体的準備と心理的支援の両方が重要である。

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