50G15第50回 理容師国家試験 過去問

衛生管理公衆衛生・環境衛生

廃棄物の処理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

一般廃棄物と産業廃棄物の処理責任が問われています。

解説

廃棄物は次の2つに大別されます。

  • 一般廃棄物……産業廃棄物以外のもの。家庭ごみ、事業系一般廃棄物など。処理責任は市町村にあります。
  • 産業廃棄物……事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、法令で定める20種類(燃え殻、汚泥、廃油、廃プラスチック類など)。処理責任は排出した事業者にあります。市町村ではありません。

理容所から出る廃棄物も廃棄物処理法の対象です。毛髪や使用済みの紙類は、通常、事業系一般廃棄物として自治体の分別・排出ルールに従います。法令上の「感染性廃棄物」は病院・診療所など所定の医療関係機関等から生じるものを指すため、理容所の血液付着物が直ちにその区分になるわけではありません。ただし、血液が付いた紙やコットンは素手で触れず、漏れない袋や容器に入れるなど安全に扱い、自治体や許可業者の指示に従って処理します。

家庭から排出されるごみは、焼却されるほか、再資源化されるものや埋め立てられるものもあります。

衛生管理上のポイント
理容所の血液付着物は、法令上の感染性廃棄物と決めつけず、曝露を防ぐ容器・包装と地域の分別ルールを守ります。
分類名と、実際に必要な安全管理を分けて理解することが大切です。

選択肢の確認

1.理容所から排出される廃棄物も、法律による規制の対象となる。
記述としては正しい。
廃棄物処理法の対象となります。

2.廃棄物は、一般廃棄物と産業廃棄物とに大別される。
記述としては正しい。
廃棄物の基本的な分類です。

3.家庭から排出されるごみは、焼却される場合が多いが、再資源化されるものや埋め立てられるものもある。
記述としては正しい。
処理方法として適切です。

4.産業廃棄物は、市町村が処理しなくてはならない。
正答。記述としては誤り。
産業廃棄物の処理責任は排出した事業者にあります。市町村が処理するのは一般廃棄物です。

覚えるポイント

  • 一般廃棄物=市町村が処理責任をもつ。
  • 産業廃棄物=排出事業者が処理責任をもつ。
  • 理容所の廃棄物も法律の規制対象。血液付着物は安全に封じ、地域の処理ルールに従う。

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