50G29|第50回 美容師国家試験 過去問
保健人体の構造及び機能感覚器(耳)
次の耳の部分のうち、耳管により咽頭とつながっているものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
耳の構造、特に耳管がつながる部位が問われています。
解説
耳は次の3つに分けられます。
- 外耳……耳介と外耳道。音を集めて鼓膜へ導きます。
- 中耳……鼓膜の内側の空間(鼓室)と耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)。音の振動を増幅して内耳へ伝えます。耳管(エウスタキオ管)によって咽頭とつながっており、中耳の内圧を外気圧と等しく保っています。
- 内耳……蝸牛(聴覚)と半規管・前庭(平衡感覚)。
飛行機やトンネルで耳がつまる感じがするのは、耳管が一時的に閉じて中耳の圧が調整されないためです。つばを飲み込むと耳管が開いて解消します。
美容師国試ではここを押さえる
耳管は中耳と咽頭をつなぐ管です。
咽頭の炎症が耳管を通じて中耳へ及ぶと中耳炎になります。
選択肢の確認
1.耳介
誤り。
耳介は外耳の一部で、音を集める役割をもちます。
2.外耳道
誤り。
外耳道は耳介から鼓膜までの通り道です。
3.中耳
正しい。
中耳は耳管によって咽頭とつながり、内圧を調整しています。
4.内耳
誤り。
内耳は蝸牛と半規管・前庭からなり、咽頭とはつながっていません。
覚えるポイント
- 外耳=耳介・外耳道、中耳=鼓室・耳小骨、内耳=蝸牛・半規管・前庭。
- 耳管は中耳と咽頭をつなぎ、内圧を調整する。
- 内耳の蝸牛が聴覚、半規管・前庭が平衡感覚を担当。