50G33|第50回 美容師国家試験 過去問
保健皮膚科学皮膚の機能
皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
皮膚と皮膚付属器官の生理機能、特に皮脂分泌の年齢変化が問われています。
解説
主な生理機能を整理します。
- 皮膚感覚……痛覚が最も鋭敏で、感覚点も痛点が最多です。温覚は最も鈍く、温点も最少です。
- 皮脂の分泌……思春期に増加し、20〜25歳ごろにピークを迎えた後、加齢とともに減少します。高齢になるほど増加するのではありません。高齢者の皮膚が乾燥しやすいのはこのためです。
- 精神性発汗……手掌、足底、腋窩では、温度と関係なく精神的な緊張や感動によって急激に汗が出ます。これに対し、体温調節のための発汗を温熱性発汗といいます。
- 爪……爪母(爪の根元にある爪をつくる部分)が取り除かれると再生しません。
美容師国試ではここを押さえる
皮脂は20〜25歳がピークで、その後減少します。
加齢による乾燥は、皮脂と角質層の水分の減少が原因です。
選択肢の確認
1.皮膚では、痛覚が最も鋭敏で、温覚が最も鈍い。
記述としては正しい。
感覚点は痛点が最多、温点が最少です。
2.皮脂の分泌は20〜25歳頃から増え始め、高齢になるほど増加する。
正答。記述としては誤り。
皮脂の分泌は20〜25歳ごろがピークで、その後は減少します。
3.手掌、足底、腋窩(えきか)から、温度と関係なく精神的な感動によって急激に汗が出ることがある。
記述としては正しい。
これを精神性発汗といいます。
4.爪は、爪母が取り除かれると再生しない。
記述としては正しい。
爪をつくるのは爪母であり、失われると再生しません。
覚えるポイント
- 感覚は痛覚が最も鋭敏、温覚が最も鈍い。
- 皮脂の分泌は20〜25歳がピークで、その後減少。
- 精神性発汗は手掌・足底・腋窩に起こる。
- 爪は爪母がなければ再生しない。