53G15|第53回 美容師国家試験 過去問
衛生管理公衆衛生・環境衛生上下水道・廃棄物
わが国の水道水と下水に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
水道水と下水の処理が問われています。汚泥の処理方法が要点です。
解説
上下水道の基本事項は次のとおりです。
- 水道水の水源……河川水、湖沼水、地下水が主ですが、離島などでは海水を淡水化して用いる例もあります。
- 浄水処理……沈殿、ろ過などの後、次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素剤で消毒します。塩素消毒により病原微生物を不活化します。
- 下水処理……微生物による分解などで浄化し、放流します。放流水の水質は法令で規制されています。
- 汚泥の処理……処理の過程で発生する汚泥は、焼却されるほか、肥料(コンポスト)、セメント原料、建設資材などに再資源化されています。すべてが焼却されるわけではありません。
美容師国試ではここを押さえる
廃棄物や汚泥の分野では「すべて」という全称表現が誤りになりやすいです。
再資源化が進んでいることを押さえます。
選択肢の確認
1.水道水の水源として、海水が用いられることがある。
記述としては正しい。
離島などで海水淡水化が行われています。
2.水道水を製造するための浄水処理工程で、消毒剤として次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素剤が加えられている。
記述としては正しい。
塩素剤による消毒が行われます。
3.下水処理された水を放流する際の水質は、法令によって規制されている。
記述としては正しい。
放流水の水質は法令で規制されています。
4.下水の処理中に発生する汚泥は、すべて焼却されている。
正答。記述としては誤り。
汚泥は焼却のほか、肥料やセメント原料、建設資材などに再資源化されています。
覚えるポイント
- 水道水は塩素剤(次亜塩素酸ナトリウムなど)で消毒する。
- 水源には海水淡水化もある。
- 下水汚泥は再資源化されている。すべて焼却ではない。
- 放流水の水質は法令で規制されている。