53G18|第53回 美容師国家試験 過去問
衛生管理感染症予防接種・免疫
次の感染症のうち、予防に有効なワクチンが実用化されていないものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
ワクチンが実用化されている感染症とされていない感染症の区別が問われています。
解説
ワクチンの有無を整理します。
ワクチンがある感染症
- 麻しん……MRワクチン(麻しん風しん混合)。定期接種。
- 結核……BCGワクチン。定期接種。
- 破傷風……四種混合ワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)に含まれる。定期接種。
- 風しん、水痘、B型肝炎、日本脳炎、インフルエンザなど。
ワクチンがない感染症
- 後天性免疫不全症候群(エイズ)……HIVは変異が激しく、免疫細胞そのものに感染するため、有効なワクチンは実用化されていません。予防は感染経路を断つこと(性感染の予防、血液への曝露防止)が基本です。
感染対策上のポイント
エイズにワクチンはありません。美容所では、血液を介した感染の防止、
すなわちかみそり等の適切な消毒と使い捨てが重要になります。
選択肢の確認
1.麻しん
誤り。
MRワクチンとして定期接種が実施されています。
2.結核
誤り。
BCGワクチンとして定期接種が実施されています。
3.破傷風
誤り。
四種混合ワクチンに含まれ、定期接種が実施されています。
4.後天性免疫不全症候群(エイズ)
正しい。
HIVに対する有効なワクチンは実用化されていません。
覚えるポイント
- エイズには有効なワクチンがない。予防は感染経路を断つこと。
- 定期接種の例……BCG(結核)、MR(麻しん・風しん)、四種混合(破傷風など)。
- 美容所では血液媒介感染の防止が重要。