28AM23|第28回 精神保健福祉士国家試験 過去問
「ロッシ(Rossi, P.H.)ら」による福祉サービスのプログラム評価における「成果」(アウトカム)の例として、次のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 (注) 「ロッシ(Rossi, P.H.)ら」とは、ロッシ(Rossi, P.H.)、フリーマン(Freeman, H.E.)、リプセィ(Lipsey, M.W.)のことである。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
プログラム評価では、投入資源、実施過程、活動量、利用者に生じた成果を区別します。アウトカムは「サービスを何回提供したか」ではなく、介入後に対象者や社会にどのような変化が生じたかを表します。
解説
サービスを受けた人々の生活の質が向上することは、プログラムが目指す対象者の変化であり、アウトカムの例です。したがって4が最も適切です。利用者数は活動の産出量であるアウトプット、予算額はインプット、計画と実施内容の適合はプロセス評価に関係します。費用対効果は成果を費用との関係で捉える効率性評価です。
選択肢の確認
1.サービスの利用者数
誤り。何人にサービスを届けたかという活動量・産出量であり、利用者に起きた変化そのものではありません。
2.サービスの費用対効果
誤り。費用と成果の関係を比較する効率性の評価であり、アウトカムそのものの例ではありません。
3.サービスの実施計画と実施された内容との適合性
誤り。計画どおりに実施されたかを調べるプロセス評価であり、対象者の変化ではありません。
4.サービスを受けた人々の生活の質(QOL)の向上
正答。サービス後に利用者に生じた望ましい変化であり、成果であるアウトカムに該当します。
5.サービスの予算額
誤り。事業に投入される金銭的資源であるインプットであり、成果を示す指標ではありません。
覚えるポイント
インプット=人・予算、プロセス=実施過程、アウトプット=件数・人数、アウトカム=対象者の変化です。評価指標は本人が望む生活の改善を捉えるよう設定します。