29PM112|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
甲状軟骨上縁の高さにないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
頸部の経穴の高さを問う問題です。
甲状軟骨上縁の高さに並ぶ経穴と、そうでないものを区別します。
解説
甲状軟骨上縁の高さには、前から順に次の経穴が並びます。
人迎(足の陽明胃経)は、総頸動脈の拍動部で、胸鎖乳突筋の前縁に取ります。扶突(手の陽明大腸経)は、胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間に取ります。天窓(手の太陽小腸経)は、胸鎖乳突筋の後縁に取ります。
これに対し天牖(手の少陽三焦経)は、乳様突起の後下方、胸鎖乳突筋の後方で、下顎角と同じ高さにあります。甲状軟骨上縁の高さより上に位置するため、これが正答です。
なお、人迎の部位には総頸動脈と頸動脈洞があり、刺鍼にあたっては拍動を確認し、圧迫や誤刺を避ける注意が必要です。
選択肢の確認
1.扶突
誤り。甲状軟骨上縁の高さ、胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間にあります。
2.人迎
誤り。甲状軟骨上縁の高さ、総頸動脈の拍動部にあります。
3.天窓
誤り。甲状軟骨上縁の高さ、胸鎖乳突筋の後縁にあります。
4.天牖
正しい。乳様突起の後下方、下顎角と同じ高さにあり、甲状軟骨上縁の高さではありません。
覚えるポイント
- 甲状軟骨上縁の高さ=人迎、扶突、天窓(前から後ろの順)。
- 天牖=乳様突起の後下方、下顎角と同じ高さ(三焦経)。
- 人迎の部位には総頸動脈と頸動脈洞があり、刺鍼に注意する。
- 頸部の経穴は、甲状軟骨や輪状軟骨を基準に高さを覚える。