32AM45第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

臨床医学総論症候・身体所見ホルネル症候群・せん妄・貧血所見

意識障害で、周囲に対する認識の減退や不安・興奮状態がみられるのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、意識障害や精神状態の用語を区別します。

周囲に対する認識が低下し、不安、興奮、幻覚、錯乱などを伴う状態はせん妄です。

解説

せん妄は、急性に発症する意識・注意・認知の障害です。高齢者、感染、脱水、薬剤、術後、代謝異常などで起こりやすく、日内変動を示すこともあります。

症状として、注意力低下、見当識障害、不安、興奮、幻視、睡眠覚醒リズムの乱れなどがみられます。

傾眠は刺激すると覚醒するが眠りがちな状態です。昏迷は強い刺激でわずかに反応する程度の重い意識障害です。無欲状態は意欲や自発性の低下を指します。

医療安全のポイント
高齢者の急な興奮や不穏は、せん妄の可能性があります。感染、脱水、薬剤、低酸素など背景を確認します。

選択肢の確認

1.傾眠
誤り。
傾眠は眠りがちで、呼びかけなどの刺激で覚醒する状態です。不安・興奮や周囲認識の乱れを主体とする状態ではありません。

2.昏迷
誤り。
昏迷は強い刺激でわずかに反応する重い意識障害です。不安や興奮を伴うせん妄とは異なります。

3.せん妄
正しい。
せん妄では周囲に対する認識や注意が低下し、不安、興奮、錯乱、幻覚などがみられます。設問に一致します。

4.無欲状態
誤り。
無欲状態は意欲や自発性の低下を示します。不安・興奮状態を伴う意識障害としてはせん妄が適切です。

覚えるポイント

  • せん妄は急性の意識・注意・認知の障害です。
  • せん妄では不安、興奮、幻覚、見当識障害がみられます。
  • 傾眠は眠りがちな状態です。
  • 昏迷は強い刺激にわずかに反応する重い意識障害です。

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