32PM172|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
きゅう理論艾・灸法透熱灸艾・焦灼灸・箱灸・小児灸
焦灼灸について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、焦灼灸の目的と施灸方法が問われています。
焦灼灸は、局所を焼灼する目的で行う灸法で、ウオノメやイボなどに用いられることがあります。
解説
焦灼灸は、一つの局所に対して多壮施灸し、組織を焼灼することを目的とする灸法です。
通常の温熱刺激を目的とする灸とは異なり、病変部を焼くという意味合いが強い点が特徴です。そのため、刺激量は強く、適応や衛生管理、患者の状態の確認が重要です。
患者が気持ち良いところで消火するのは、温和な熱感で止める知熱灸などの考え方に近いです。また、免疫機能低下者では感染や治癒遅延のリスクがあるため、焦灼灸のような強い組織損傷を伴う灸法は適しているとはいえません。
安全管理上のポイント
焦灼灸は強い刺激を伴う灸法です。施術部位、感染リスク、瘢痕、患者の全身状態を慎重に確認します。
選択肢の確認
1.一局所に多壮施灸する。
正しい。
焦灼灸は一局所に多壮施灸し、病変部を焼灼する目的で行います。焦灼灸の特徴として適切です。
2.患者が気持ち良いところで消火する。
誤り。
患者が気持ち良い熱感で消火する方法は、温和な熱刺激を目的とする灸法で考えます。焦灼灸は焼灼を目的とします。
3.免疫機能低下者に適した灸法である。
誤り。
免疫機能低下者では感染や創傷治癒遅延のリスクがあります。焦灼灸のような強い刺激や組織損傷を伴う方法は適しているとはいえません。
4.輻射熱による温熱刺激を与えることを目的とする。
誤り。
輻射熱による温熱刺激は、箱灸などで考えます。焦灼灸は輻射熱で温めることではなく、局所を焼灼することが目的です。
覚えるポイント
- 焦灼灸は局所を焼灼する灸法です。
- 一局所に多壮施灸します。
- ウオノメやイボなどで扱われることがあります。
- 温和な熱感で止める灸法や輻射熱を使う灸法と区別します。