34PM145|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論弁証論治・配穴胃熱・脾虚・痛痹・風熱犯肺・原絡配穴・肝火・腎陽虚・帯下
次の経脈病証に対して原絡配穴法で治療する場合、治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。「動悸と胸苦しさ、上肢痛があり、その後、耳鳴りと難聴も発症した。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、経脈病証から本経と表裏経を判断し、原絡配穴法で組合せを選びます。
動悸、胸苦しさ、上肢痛は手厥陰心包経の病証を考える手がかりです。耳鳴りや難聴は表裏関係にある手少陽三焦経と関連します。
解説
原絡配穴法では、病んでいる経の原穴と、表裏関係にある経の絡穴を組み合わせます。
この症例では、動悸、胸苦しさ、上肢痛から手厥陰心包経の病証を考えます。手厥陰心包経の原穴は大陵です。
手厥陰心包経と表裏関係にあるのは手少陽三焦経です。手少陽三焦経の絡穴は外関です。したがって、治療穴の組合せは大陵と外関になります。
ひっかけポイント
内関は心包経の絡穴であり、外関は三焦経の絡穴です。原絡配穴では「本経の原穴」と「表裏経の絡穴」を組み合わせます。
選択肢の確認
1.大陵 外関
正しい。
大陵は手厥陰心包経の原穴、外関は表裏関係にある手少陽三焦経の絡穴です。原絡配穴法として適切な組合せです。
2.神門 支正
誤り。
神門は手少陰心経の原穴、支正は手太陽小腸経の絡穴です。心経と小腸経の原絡配穴の組合せであり、本症例の心包経・三焦経の病証とは合いません。
3.大陵 内関
誤り。
大陵は心包経の原穴ですが、内関は同じ心包経の絡穴です。原絡配穴法では表裏経の絡穴を組み合わせるため、外関が適切です。
4.神門 通里
誤り。
神門と通里はどちらも心経に関係する経穴です。本症例で考える心包経と三焦経の原絡配穴ではありません。
覚えるポイント
- 原絡配穴法は、本経の原穴と表裏経の絡穴を組み合わせます。
- 手厥陰心包経の原穴は大陵です。
- 手少陽三焦経の絡穴は外関です。
- 心包経と三焦経は表裏関係です。
- 動悸、胸苦しさ、上肢痛は心包経病証を考えます。