9AM40|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午前(科目未分類)
腎臓による体液の調節について正しい記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
腎臓による水・電解質調節と、ホルモン作用を問う問題です。糸球体ろ液の水分の大部分は尿細管で再吸収されます。
解説
糸球体では1日に大量の原尿が作られますが、その約99%の水分が近位尿細管、ヘンレ係蹄、遠位尿細管、集合管で再吸収され、実際の尿量は大幅に少なくなります。
アルドステロンは遠位尿細管・集合管でナトリウム再吸収とカリウム・水素イオン分泌を促進します。バゾプレッシンは集合管の水透過性を高めて水を再吸収し、尿量を減らします。レニン・アンジオテンシン系とバゾプレッシンには生理的な関連がありますが、本問では「ろ液の水分の99%が再吸収される」が最も基本的で明確な正答です。
選択肢の確認
- 1.レニン・アンジオテンシン系はバゾプレッシンの分泌を促進する。:本問では誤り扱い。 アンジオテンシンIIはバゾプレッシン分泌を促すことがありますが、設問の正答としては尿細管再吸収率を示す4が採られています。
- 2.アルドステロンは水素イオンの再吸収を高める。:誤り。 アルドステロンは水素イオンの再吸収ではなく、主にナトリウム再吸収とカリウム・水素イオン分泌を促進します。
- 3.バゾプレッシンは尿量を増加させる。:誤り。 バゾプレッシンは水再吸収を増やし、尿量を減少させます。
- 4.ろ液の水分の99%は尿細管で再吸収される。:正しい(これが正答)。 糸球体ろ液の水分の約99%は尿細管・集合管で再吸収されます。
覚えるポイント
- 原尿の水分の約99%は再吸収される。
- バゾプレッシンは水再吸収を増やして尿量を減らす。
- アルドステロンはNa再吸収、K・H分泌を促す。
- ホルモン作用は再吸収と分泌を区別する。