10AM18|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
三角筋胸筋溝を通過する血管はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
三角筋胸筋溝(三角筋と大胸筋の間の溝)を走る構造物を問う問題です。皮静脈と深部静脈の走行の違いが要点になります。
解説
橈側皮静脈は前腕の橈側から上腕外側を上行し、上腕の上部で三角筋と大胸筋の間の溝(三角筋胸筋溝)を通り、鎖骨下方で深部に入って腋窩静脈に注ぎます。したがってこの溝を通過する血管は橈側皮静脈です。
腋窩静脈と上腕静脈は深部を走る静脈で、この溝を通りません。尺側皮静脈は前腕の尺側から上腕内側を上行し、上腕の中ほどで深部に入って上腕静脈に合流するため、三角筋胸筋溝は通りません。
この溝は体表からもくぼみとして触れやすく、鎖骨外側端の下方に位置します。近くには鎖骨下の血管や腕神経叢が深く走るため、強い圧迫は避け、表層を確認する目的で用います。
選択肢の確認
- 1.腋窩静脈:誤り。腋窩の深部を走ります。
- 2.上腕静脈:誤り。上腕動脈に伴走する深部静脈です。
- 3.尺側皮静脈:誤り。上腕内側を上行し、途中で深部に入ります。
- 4.橈側皮静脈:正しい。三角筋胸筋溝を通って腋窩静脈へ注ぎます。
覚えるポイント
- 橈側皮静脈は外側(母指側)を上行し、三角筋胸筋溝を通る。
- 尺側皮静脈は内側(小指側)を上行し、上腕中央付近で深部へ入る。
- 肘窩では肘正中皮静脈が両者を連絡する。