10AM67|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
浮腫が起こりにくい部位はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
浮腫が出やすい部位の特徴を考える問題です。皮下組織がゆるい部位か、密で厚い部位かで判断します。
解説
浮腫は皮下の組織間隙に水分がたまった状態で、皮下組織がゆるく伸びやすい部位に現れやすくなります。眼瞼周囲はとくに皮膚が薄く組織がゆるいため、朝の顔のむくみとして自覚されやすい部位です。下腿前面や足背は重力の影響を受けて水分がたまりやすく、圧痕を確認しやすい部位です。
これに対して手掌と足底は角層が厚く、皮下組織が線維性の隔壁で密に固定されているため、浮腫が現れにくい部位です。
なお片側の下肢だけが腫れて痛みや熱感を伴う場合は深部静脈血栓症を疑い、その部位への施術は行わず受診をすすめます。
選択肢の確認
- 1.下腿:誤り(起こりやすい)。重力の影響で水分がたまりやすい部位です。
- 2.足背:誤り(起こりやすい)。圧痕を確認しやすい部位です。
- 3.手掌:正しい(起こりにくい)。皮下組織が密で固定されており、これが答えです。
- 4.眼の周囲:誤り(起こりやすい)。皮膚が薄く組織がゆるい部位です。
覚えるポイント
- 浮腫の確認は脛骨前面を数秒押して圧痕をみる。
- 全身性浮腫は心不全、腎疾患、肝硬変、低栄養で起こる。
- 片側性の下肢腫脹は深部静脈血栓症を疑う。