10AM73|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
骨折の症状でないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
骨折の症状と脱臼の症状を区別する問題です。ばね様固定がどちらの所見かが決め手になります。
解説
骨折では、局所の疼痛と圧痛、腫脹、変形、機能障害に加えて、骨折部が異常に動く異常可動性と、骨折端がこすれ合うときのあつれき音(軋轢音)がみられます。異常可動性とあつれき音は骨折に特徴的な所見です。
ばね様固定は脱臼に特徴的な所見で、関節を動かそうとすると抵抗があり、力を抜くと元の異常な位置に戻る現象です。したがって骨折の症状でないのはばね様固定です。
外傷後に強い変形や異常可動性がみられる場合は、その部位への施術は行わず、速やかに医療機関での評価につなげます。
選択肢の確認
- 1.局所の疼痛:誤り(骨折の症状)。圧痛とともにみられます。
- 2.異常可動性:誤り(骨折の症状)。本来動かない部位が動きます。
- 3.あつれき音:誤り(骨折の症状)。骨折端がこすれる音です。
- 4.ばね様固定:正しい(骨折の症状でない)。脱臼の所見で、これが答えです。
覚えるポイント
- 骨折の固有症状は異常可動性、あつれき音、変形。
- 脱臼の固有症状は弾発性固定(ばね様固定)と関節部の変形。
- 外傷後の変形や異常可動性がある部位には刺激を加えず受診を優先する。