10AM75|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
徐脈をきたすのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
脈の異常を表す用語を整理する問題です。徐脈になるのはどの病態かを判断します。
解説
完全房室ブロックでは、心房から心室への興奮伝導が完全に途絶え、心室は補充調律により自らのゆっくりした頻度で収縮します。そのため心拍数は毎分40回前後まで低下し、著明な徐脈となります。めまいや失神(アダムス・ストークス発作)を起こすことがあり、緊急性の高い不整脈です。
期外収縮は予定より早いタイミングで生じる収縮で、脈が飛ぶように感じられます。奇脈は吸気時に収縮期血圧が大きく下がる現象で、心タンポナーデなどでみられます。交互脈は強い拍動と弱い拍動が交互に現れるもので、重症心不全でみられます。いずれも徐脈そのものを示す用語ではありません。
失神やふらつき、極端な徐脈を認める場合は施術を控え、医療機関の評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.完全房室ブロック:正しい。補充調律により著明な徐脈となります。
- 2.期外収縮:誤り。脈の欠滞として感じられますが徐脈の原因を示す語ではありません。
- 3.奇脈:誤り。吸気時に脈が弱くなる現象です。
- 4.交互脈:誤り。強弱が交互に現れる脈です。
覚えるポイント
- 徐脈は毎分60回未満、頻脈は毎分100回を超える状態。
- 完全房室ブロックはアダムス・ストークス発作を起こしうる緊急性の高い不整脈。
- 奇脈は心タンポナーデ、交互脈は重症心不全でみられる。