10PM76|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
外傷性脱臼で起こらないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
脱臼で生じる所見と、骨折に伴って生じる合併症を区別する問題です。脂肪塞栓がどの外傷で起こるかが決め手になります。
解説
外傷性脱臼では、関節包や靭帯が損傷されるため、疼痛、腫脹、関節部の変形、弾発性固定(ばね様固定)、運動制限がみられます。
脂肪塞栓は、長管骨の骨折や骨盤骨折などで骨髄内の脂肪滴が静脈内へ流入し、肺などの血管を閉塞して起こる合併症です。脱臼そのものでは骨髄が破綻しないため、通常は起こりません。
外傷直後で変形や高度の腫脹がある場合は、整復を試みたり刺激を加えたりせず、速やかに医療機関での評価につなげます。
選択肢の確認
- 1.疼痛:誤り(起こる)。関節包や靭帯の損傷により強い痛みが生じます。
- 2.腫脹:誤り(起こる)。出血と炎症により腫れます。
- 3.変形:誤り(起こる)。関節面の位置関係がずれて外形が変わります。
- 4.脂肪塞栓:正しい(起こらない)。骨折の合併症であり、これが答えです。
覚えるポイント
- 脱臼の固有症状は変形と弾発性固定。
- 脂肪塞栓は長管骨骨折など骨髄損傷を伴う外傷の合併症。
- 外傷後の変形や異常可動性がある部位には施術を行わず受診を優先する。