10PM77|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
肺気腫でみられない所見はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
肺気腫の身体所見を整理する問題です。含気量が増える病態でどのような所見が出るかを考えます。
解説
肺気腫では肺胞壁が破壊されて肺の含気量が増え、残気量が増加します。その結果、胸郭は前後径が増して樽状(ビール樽状胸郭)となり、打診では鼓音(過共鳴音)が得られ、肺胞でのガスの出入りが乏しくなるため呼吸音は減弱します。
皮下気腫は、気胸や外傷、手術などで空気が皮下組織に入り込んだ状態で、触れるとプツプツとした握雪感があります。肺気腫の一般的な所見ではありません。したがってみられない所見は4です。
選択肢の確認
- 1.ビール樽状胸郭:誤り(みられる)。前後径の増した胸郭です。
- 2.打診で鼓音:誤り(みられる)。含気量の増加を反映します。
- 3.呼吸音減弱:誤り(みられる)。換気が乏しくなるためです。
- 4.触診で皮下気腫:正しい(みられない)。気胸や外傷でみられる所見で、これが答えです。
覚えるポイント
- 肺気腫は閉塞性換気障害で、一秒率が低下する。
- 樽状胸郭、鼓音、呼吸音減弱、口すぼめ呼吸が特徴。
- 皮下気腫は気胸や外傷を疑う所見。