10PM97|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
運動障害について誤っている組合せはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
麻痺の性質を、障害される部位ごとに整理する問題です。痙性麻痺と固縮の違いが決め手になります。
解説
脊髄損傷では、損傷部位より下位で上位運動ニューロンの障害が生じ、急性期の脊髄ショックを経て痙性麻痺となります。深部反射は亢進し、病的反射が出現します。固縮は錐体外路系、とくに大脳基底核の障害でみられる筋緊張の異常で、パーキンソン病の鉛管様固縮や歯車様固縮が代表です。したがって誤っている組合せは3です。
錐体路障害では痙性麻痺、錐体外路障害では不随意運動や固縮、末梢神経損傷では筋緊張が低下する弛緩性麻痺と筋萎縮がみられます。
選択肢の確認
- 1.錐体路障害 ── 痙性麻痺:正しい組合せです。深部反射亢進と病的反射を伴います。
- 2.錐体外路障害 ── 不随意運動:正しい組合せです。振戦や舞踏運動などがみられます。
- 3.脊髄損傷 ── 固縮:誤っている組合せで、これが答えです。脊髄損傷では痙性麻痺となります。
- 4.末梢神経損傷 ── 弛緩性麻痺:正しい組合せです。
覚えるポイント
- 上位運動ニューロン障害は痙性麻痺、反射亢進、病的反射陽性。
- 下位運動ニューロン障害は弛緩性麻痺、反射消失、筋萎縮。
- 固縮は錐体外路障害の筋緊張異常で、痙縮とは区別する。