10PM96|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
老人に特徴的な肺炎はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
高齢者に多い肺炎の型を問う問題です。加齢に伴う嚥下機能の低下がどのような肺炎につながるかを考えます。
解説
高齢になると嚥下反射と咳反射が低下し、食物や唾液、胃内容物が気道に入り込みやすくなります。これによって起こるのが嚥下性肺炎(誤嚥性肺炎)で、高齢者の肺炎の代表的な形です。臥床が多い、脳血管障害の既往がある、口腔内が不衛生といった条件で起こりやすくなります。
カリニ肺炎は免疫が著しく低下した状態でみられる日和見感染、マイコプラズマ肺炎は若年者に多く頑固な乾性咳嗽を特徴とします。気管支肺炎は炎症の広がり方による分類で、高齢者に特徴的という位置づけではありません。
高熱、強い呼吸困難、意識状態の変化がある場合は速やかに医療機関へつなげます。
選択肢の確認
- 1.カリニ肺炎:誤り。免疫不全状態でみられる日和見感染です。
- 2.嚥下性肺炎:正しい。嚥下機能の低下により高齢者に多くみられます。
- 3.気管支肺炎:誤り。炎症の広がりによる分類で、年齢に特徴的ではありません。
- 4.マイコプラズマ肺炎:誤り。若年者に多い肺炎です。
覚えるポイント
- 高齢者の肺炎は誤嚥が背景にあることが多い。
- 高齢者では発熱や咳が目立たず、食欲低下や意識の変化で気付かれることがある。
- 口腔ケアと体位の工夫が誤嚥の予防に役立つ。