11AM68|第11回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午前(科目未分類)
門脈圧亢進症による症状はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
肝疾患でみられる症状を、門脈圧の上昇によるものと肝細胞機能の低下によるものに分けて考える問題です。
解説
門脈圧が高くなると、門脈系の血液が体循環へ迂回する側副血行路が発達します。食道静脈瘤、腹壁静脈の怒張(メドゥーサの頭)、そして直腸下部の静脈が拡張して生じる内痔核が代表です。したがって門脈圧亢進による症状は内痔核です。
黄疸はビリルビンの処理と排泄の障害によるもの、くも状血管腫と女性化乳房は肝でのエストロゲンの処理低下によるもので、いずれも肝細胞機能の低下を反映する所見です。
吐血や黒色便がみられる場合は食道静脈瘤破裂などの緊急事態を考え、直ちに医療機関へつなげます。
選択肢の確認
- 1.黄疸:誤り。ビリルビン代謝の障害による所見です。
- 2.くも状血管腫:誤り。エストロゲンの処理低下による所見です。
- 3.女性化乳房:誤り。同じくホルモン代謝の障害によります。
- 4.内痔核:正しい。門脈圧亢進による側副血行路の発達で、これが答えです。
覚えるポイント
- 門脈圧亢進の三徴は食道静脈瘤、腹水、脾腫。
- 側副血行路は食道下部、臍周囲、直腸下部に発達する。
- 吐血や黒色便は緊急性が高い。