11AM73|第11回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午前(科目未分類)
長期臥床で起こりにくいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
長期臥床に伴う廃用症候群の内容を整理する問題です。臓器の機能障害が直接起こるかを考えます。
解説
長期の臥床では、筋の使用が減って筋萎縮が進み、関節を動かさないことで関節拘縮が生じます。分泌物が背側にたまりやすくなることで沈下性肺炎が起こりやすくなります。そのほか褥瘡、骨萎縮、起立性低血圧、深部静脈血栓症、便秘なども問題になります。
肝機能障害は、臥床そのものによって直接起こるものではありません。したがって起こりにくいのは3です。
臥床の多い利用者では、体位変換と可動域の維持、褥瘡好発部位の観察が大切で、下肢の片側性腫脹には血栓の可能性を考えて対応します。
選択肢の確認
- 1.筋萎縮:誤り(起こる)。廃用による代表的な変化です。
- 2.沈下性肺炎:誤り(起こる)。背側の分泌物貯留が原因です。
- 3.肝機能障害:正しい(起こりにくい)。臥床によって直接生じるものではなく、これが答えです。
- 4.関節拘縮:誤り(起こる)。不動により軟部組織が短縮します。
覚えるポイント
- 廃用症候群には筋萎縮、拘縮、褥瘡、骨萎縮、起立性低血圧、沈下性肺炎、深部静脈血栓症がある。
- 予防は早期離床、体位変換、可動域運動。
- 片側性の下肢腫脹は血栓を疑い受診を優先する。