12PM132|第12回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
寝たきり老人に対する施術で最も注意が必要なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
寝たきりの高齢者への施術で、とくに注意が必要な手技を選ぶ問題です。骨のもろさが判断の軸になります。
解説
長期臥床の高齢者では、廃用による骨萎縮と骨粗しょう症が進み、椎体や肋骨がもろくなっています。脊柱の両側を母指で強く圧迫すると、椎体の圧迫骨折や肋骨の骨折を招くおそれがあるため、最も注意が必要です。したがって答えは2です。
腹部の振せん法や下腿の母指揉捏法も刺激量の調節は必要ですが、骨折の危険という点では脊柱側への母指圧迫が最も注意を要します。踵部と仙骨部の軽擦法は褥瘡の好発部位への穏やかな刺激であり、皮膚に発赤や破綻がある場合は擦らずに除圧を優先します。
施術中に痛みの増悪や気分不良がみられた場合は直ちに中止します。
選択肢の確認
- 1.腹部の振せん法:注意は要しますが、骨折の危険という点では該当しません。
- 2.脊柱側の母指圧迫法:最も注意が必要な手技で、これが答えです。
- 3.踵部・仙骨部の軽擦法:穏やかな刺激ですが皮膚の状態を確認します。
- 4.下腿部の母指揉捏法:刺激量の調節が必要ですが該当しません。
覚えるポイント
- 長期臥床では骨萎縮が進み、圧迫骨折の危険が高まる。
- 脊柱や肋骨への強い圧迫は避ける。
- 褥瘡好発部位は擦らず、除圧と皮膚の観察を優先する。