15PM119|第15回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証で治療対象となる経脈はどれか。 「咳、喘鳴、胸が満ちた感じがあり、前腕前面橈側に冷えと痛みを伴う。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
症例の症状から、対応する経脈を判断する問題です。呼吸器の症状と上肢の部位が手がかりになります。
解説
症例では、咳、喘鳴、胸が満ちた感じがあり、前腕前面の橈側に冷えと痛みを伴っています。
手の太陰肺経は、中焦に起こって肺に属し、前胸部の中府から上肢内側の前方(橈側)を下って母指の少商に至ります。呼吸器の症状と、前腕前面橈側という部位はいずれもこの経の流注と一致します。したがって答えは3です。
手の太陽経は上肢後内側から小指、手の少陽経は上肢後外側から薬指、手の厥陰経は上肢内側中央から中指へ向かい、いずれも症状の分布とは対応しません。
なお、強い呼吸困難や発熱、血痰を伴う場合は施術を控え、医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.手の太陽経:誤り。小指に至る小腸経です。
- 2.手の少陽経:誤り。薬指に至る三焦経です。
- 3.手の太陰経:正しい。肺経で呼吸器と上肢前面橈側に関わり、これが答えです。
- 4.手の厥陰経:誤り。中指に至る心包経です。
覚えるポイント
- 肺経は中府に始まり少商(母指橈側端)に終わる。
- 上肢内側は前から肺経、心包経、心経。
- 強い呼吸困難や血痰は受診を優先する。