15PM138|第15回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
次の文で示す患者について、問題137、問題138の問に答えよ。 「64歳の男性。発作性の呼吸困難と喘鳴を伴う。呼吸機能検査では1秒率が低く、血中IgE値が高い。イヌの毛で誘発される。」 非発作時において呼吸困難に対するマッサージで施術対象とならないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
呼吸に関わる筋を整理する問題です。補助呼吸筋に含まれないものを選びます。
解説
呼吸困難のある人では、努力性の呼吸によって補助呼吸筋が過度に働き、緊張が高まります。胸鎖乳突筋と斜角筋は努力性吸気で肋骨と胸骨を引き上げる補助呼吸筋であり、大胸筋も上肢を固定した状態で胸郭を広げる働きに関与します。これらは非発作時のマッサージで施術の対象となります。
棘上筋は肩関節の外転の開始に働く腱板の筋で、呼吸には関与しません。したがって対象とならないのは3です。
発作時は施術を行わず、呼吸が苦しそうな場合は速やかに医療機関へつなげます。
選択肢の確認
- 1.胸鎖乳突筋:誤り(対象となる)。努力性吸気の補助呼吸筋です。
- 2.斜角筋:誤り(対象となる)。同じく補助呼吸筋です。
- 3.棘上筋:正しい(対象とならない)。肩の腱板の筋で、これが答えです。
- 4.大胸筋:誤り(対象となる)。胸郭の運動に関与します。
覚えるポイント
- 努力性吸気の補助呼吸筋は胸鎖乳突筋、斜角筋、大胸筋、小胸筋。
- 努力性呼気では内肋間筋と腹筋群が働く。
- 発作時の施術は行わない。