15PM137|第15回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
次の文で示す患者について、問題137、問題138の問に答えよ。 「64歳の男性。発作性の呼吸困難と喘鳴を伴う。呼吸機能検査では1秒率が低く、血中IgE値が高い。イヌの毛で誘発される。」 疾患の増悪時にみられる呼吸はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
症例の疾患を判断し、その増悪時にみられる呼吸の型を選ぶ問題です。
解説
症例は64歳の男性で、発作性の呼吸困難と喘鳴があり、一秒率の低下と血中IgEの高値があり、イヌの毛で症状が誘発されます。アトピー型の気管支喘息と考えられます。
喘息の発作が強まると、横になると息苦しくなり、体を起こした方が楽になる起坐呼吸がみられます。上体を起こすと横隔膜が下がりやすく、補助呼吸筋も使いやすくなるためです。したがって答えは2です。
吸気性の呼吸困難は上気道の狭窄でみられ、喘息では呼気が延長します。下顎呼吸と喘ぎ呼吸は生命の危機が迫った状態でみられる呼吸です。
発作で呼吸が苦しそうな場合は施術を行わず、楽な姿勢をとらせ、速やかに医療機関へつなげます。
選択肢の確認
- 1.吸気性呼吸困難:誤り。上気道の狭窄でみられます。
- 2.起坐呼吸:正しい。増悪時にみられ、これが答えです。
- 3.下顎呼吸:誤り。生命の危機が迫った状態でみられます。
- 4.喘ぎ呼吸:誤り。同じく重篤な状態でみられます。
覚えるポイント
- 喘息は呼気性呼吸困難と喘鳴、増悪時は起坐呼吸。
- 起坐呼吸は左心不全でもみられる。
- 発作時は施術を控え受診を優先する。