16AM54|第16回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
肺結核症について誤っている記述はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
結核の感染経路と病理を問う問題です。粟粒結核の成り立ちが決め手になります。
解説
粟粒結核は、結核菌が血流に乗って全身に散布される血行性散布によって、肺をはじめ多くの臓器に粟粒大の小さな結節が多数できる病態です。リンパ行性の散布ではないため、誤っている記述は1です。
結核に初感染するとⅣ型アレルギーによる感作が成立し、ツベルクリン反応が陽性に転じます。病理では、類上皮細胞とラングハンス巨細胞に囲まれた乾酪壊死を伴う肉芽腫(結核結節)が特徴です。自然感染は咳やくしゃみで飛散した飛沫核による空気感染で起こります。
二週間以上続く咳や微熱、寝汗、体重減少がある場合は結核も念頭に置き、医療機関の受診をすすめます。
選択肢の確認
- 1.粟粒結核は結核菌のリンパ行性散布によって起こる。:誤っている記述で、これが答えです。血行性散布です。
- 2.初感染後、ツベルクリン反応が陽転する。:正しい記述です。
- 3.結核結節は乾酪壊死を伴った肉芽腫形成を特徴とする。:正しい記述です。
- 4.自然感染は飛沫感染によって起こる。:正しい記述です。
覚えるポイント
- 粟粒結核は血行性散布による全身の播種。
- 結核結節は類上皮細胞、ラングハンス巨細胞、乾酪壊死。
- ツベルクリン反応はⅣ型アレルギー。