16AM72|第16回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
「35歳の女性、3か月前から前頸部腫脹、嗄声、圧痕を残さない浮腫と6kgの体重増加を認める。」この患者でみられるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
症例の所見から病態を推定し、それに伴う症状を選ぶ問題です。
解説
症例は35歳の女性で、前頚部の腫脹(甲状腺腫)、嗄声、圧痕を残さない浮腫、体重増加がみられます。圧痕を残さない浮腫は粘液水腫の特徴で、これらは甲状腺機能低下症の所見です。
甲状腺ホルモンが不足すると代謝が低下し、動作や思考が緩慢になり、無気力で反応が鈍くなる精神鈍麻がみられます。したがって答えは2です。
眼球突出と心房細動は甲状腺機能亢進症の所見、四肢麻痺も本症の典型ではありません。
寒がり、徐脈、便秘、皮膚の乾燥も伴います。施術では体を冷やさない配慮が望まれ、診断と治療は医療機関で行われます。
選択肢の確認
- 1.眼球突出:誤り。甲状腺機能亢進症の所見です。
- 2.精神鈍麻:正しい。代謝低下による症状で、これが答えです。
- 3.心房細動:誤り。甲状腺機能亢進症で問題になります。
- 4.四肢麻痺:誤り。本症の典型ではありません。
覚えるポイント
- 甲状腺機能低下症は徐脈、寒がり、便秘、体重増加、粘液水腫。
- 粘液水腫の浮腫は圧痕を残さない。
- 甲状腺機能亢進症は頻脈、体重減少、暑がり、眼球突出。