16AM74|第16回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
「30歳の女性。3か月前から眼瞼下垂と下顎および両上肢の脱力がある。症状は午後から夕方に悪化し、朝には軽くなる。」最も考えられる疾患はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
症例の症状の日内変動から疾患を推定する問題です。
解説
症例は30歳の女性で、眼瞼下垂と下顎および両上肢の脱力があり、症状が午後から夕方に悪化し朝には軽くなるという日内変動を示しています。
使い続けると筋力が落ち、休むと回復する易疲労性と、夕方に強まる日内変動は重症筋無力症に特徴的です。眼瞼下垂と複視が初発症状となることが多く、若い女性に比較的多くみられます。したがって答えは1です。
周期性四肢麻痺は血中カリウムの異常に伴う発作性の脱力、筋萎縮性側索硬化症は進行性の筋萎縮と筋力低下、進行性筋ジストロフィーは遺伝性の筋の変性であり、いずれも日内変動を特徴としません。
嚥下障害や呼吸のしにくさが現れた場合は緊急性が高く、直ちに医療機関へつなげます。
選択肢の確認
- 1.重症筋無力症:正しい。易疲労性と日内変動が特徴で、これが答えです。
- 2.周期性四肢麻痺:誤り。発作性の脱力でカリウムの異常が背景です。
- 3.筋萎縮性側索硬化症:誤り。進行性の筋萎縮が主体です。
- 4.進行性筋ジストロフィー症:誤り。遺伝性の筋変性疾患です。
覚えるポイント
- 重症筋無力症は易疲労性と日内変動、眼瞼下垂と複視が初発になりやすい。
- 胸腺腫を合併することがある。
- 嚥下障害や呼吸困難は緊急対応が必要。