16AM75|第16回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午前(科目未分類)
「30歳の女性。3か月前から眼瞼下垂と下顎および両上肢の脱力がある。症状は午後から夕方に悪化し、朝には軽くなる。」障害部位はどこか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
重症筋無力症で障害される部位を問う問題です。
解説
重症筋無力症では、神経筋接合部の筋側にあるアセチルコリン受容体に対する自己抗体が作られ、神経から筋への伝達が妨げられます。使い続けると伝達が不十分になって筋力が落ち、休むと回復するため、易疲労性と日内変動が生じます。したがって障害部位は神経筋接合部で、答えは3です。
大脳運動野の障害では痙性麻痺、脊髄前角の障害では弛緩性麻痺と筋萎縮、骨格筋線維そのものの障害では筋原性の筋力低下がみられ、いずれも日内変動を特徴としません。
神経筋接合部の障害では深部腱反射は亢進しません。
選択肢の確認
- 1.大脳運動野:誤り。上位運動ニューロン障害で痙性麻痺となります。
- 2.脊髄前角:誤り。下位運動ニューロン障害で筋萎縮を伴います。
- 3.神経筋接合部:正しい。伝達が妨げられ、これが答えです。
- 4.骨格筋線維:誤り。筋原性疾患の障害部位です。
覚えるポイント
- 神経筋接合部の伝達物質はアセチルコリン。
- 重症筋無力症は受容体に対する自己抗体による。
- 深部腱反射は亢進しない。