18PM133|第18回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第18回午後(科目未分類)
「55歳の男性。2か月前、左上腕から前腕尺側、小指にかけて痛みが発症し、持続している。痛みは頸部後屈時に再現する。小指に知覚鈍麻がみられる。ライトテスト陰性。」 最も考えられる疾患はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
上肢の痛みとしびれの分布、誘発される条件から疾患を判断する症例問題です。
解説
55歳の男性で、左の上腕から前腕尺側、小指にかけての痛みが2か月続き、頚部の後屈で痛みが再現され、小指に知覚鈍麻があり、ライトテストは陰性です。
頚部後屈で症状が誘発されることは椎間孔の狭小化による神経根の刺激を示し、ライトテスト陰性から胸郭出口症候群は考えにくくなります。したがって最も考えられるのは頚部神経根症で、答えは1です。
肩関節周囲炎は肩の可動域制限が主体、肘部管症候群では肘の内側の圧痛とチネル徴候がみられ、頚部の運動では誘発されません。
上肢の脱力が進む場合や、両手のしびれ、歩行の不安定を伴う場合は脊髄の病変も考え、医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.頸部神経根症:正しい。所見に一致し、これが答えです。
- 2.胸郭出口症候群:誤り。ライトテストが陰性です。
- 3.肩関節周囲炎:誤り。可動域制限が主体です。
- 4.肘部管症候群:誤り。頚部運動では誘発されません。
覚えるポイント
- 小指の症状は第8頚神経根の領域。
- ジャクソンテストとスパーリングテストで誘発される。
- 巧緻運動障害と歩行障害は脊髄症を疑う。