1PM125|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
マッサージ・伸展運動の生理作用、体熱放散、皮膚感覚受容器を横断的に問う問題です。体熱が主としてどこから失われるかを正確に理解します。
解説
四肢末梢から中枢方向へ適切に行うマッサージは、筋ポンプ作用を補助し、末梢静脈血やリンパの還流を促す方向に働きます。ただし、深部静脈血栓症が疑われる腫脹・熱感・疼痛のある下肢へ施術すると血栓を遊離させる危険があるため禁忌です。
持続的な伸展は、筋・腱・関節包などの軟部組織をゆっくり伸ばし、筋緊張の軽減や可動域維持に用いられます。反動をつけた急激な伸張は防御性収縮や損傷を招くため避けます。
安静時の体熱放散は、環境条件によりますが、皮膚からの放射、対流、伝導、蒸発が中心です。呼気からも熱と水分は失われますが、大部分が呼気から放散されるわけではありません。メルケル盤とマイスナー小体はいずれも触覚・圧覚に関わる機械受容器です。
選択肢の確認
- 1.マッサージは末梢静脈血の還流を促す。:正しい。適切な方向と強さのマッサージは、末梢静脈血の中枢への還流を促します。
- 2.持続的伸展運動は筋の緊張をほぐす。:正しい。ゆっくりした持続的伸展は筋緊張を緩和し、軟部組織の柔軟性を高めます。
- 3.体熱の放散の大部分は呼気から行われる。(正答):誤り。体熱放散の中心は皮膚からの放射・対流・蒸発などで、呼気からが大部分ではありません。
- 4.メルケル盤、マイスナー小体は触圧覚の受容器である。:正しい。メルケル盤は持続的な触圧、マイスナー小体は軽い触覚や低周波振動などに関与します。
覚えるポイント
- マッサージは静脈・リンパ還流を促すが、血栓疑いは禁忌。
- 持続的伸展はゆっくり行い、反動を避ける。
- 体熱放散は主に皮膚を介して行われる。
- メルケル盤・マイスナー小体は機械受容器である。