1PM133|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
按撫法(軽擦法)が皮膚に及ぼす作用として適切でないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
按撫法・軽擦法が皮膚の感覚受容器、循環、代謝、皮脂腺・汗腺へ及ぼす作用を問う問題です。適度な軽擦では皮膚血管が拡張する方向に働くことを押さえます。
解説
按撫法・軽擦法は、手掌や手指を皮膚に密着させ、一定方向へなでさする手技です。皮膚の機械受容器を刺激し、快適感や鎮静をもたらすほか、局所循環を促して皮膚の新陳代謝を助けます。
適度な軽擦では、摩擦と反射性反応によって皮膚血管が拡張し、発赤や皮膚温上昇がみられます。そのため「皮膚血管の収縮」は適切でない作用です。
皮脂腺や汗腺の分泌が促されることがありますが、過度な摩擦は皮膚障害を起こします。高齢者、浮腫、抗凝固薬使用、皮膚疾患では皮膚状態を観察し、潤滑剤の選択や刺激量に配慮します。
選択肢の確認
- 1.皮膚の機械受容器の刺激:適切です。軽擦はメルケル盤、マイスナー小体などの皮膚機械受容器を刺激します。
- 2.皮膚の新陳代謝の促進:適切です。局所循環の改善により皮膚の代謝を促す方向に働きます。
- 3.皮膚血管の収縮(正答):適切ではありません。通常、適度な軽擦では皮膚血管は拡張し、発赤・温感が生じます。
- 4.皮脂腺や汗腺の分泌促進:適切です。皮膚刺激により皮脂腺や汗腺の分泌が促進されることがあります。
覚えるポイント
- 軽擦は皮膚受容器を刺激し、鎮静・循環促進に用いる。
- 適度な軽擦では皮膚血管は拡張する。
- 皮膚の脆弱性を確認し、過度な摩擦を避ける。