1PM76第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)

めまいの原因で誤っているのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

めまいを、内耳・前庭神経による末梢性めまいと、小脳などによる中枢性めまいに分けて考える問題です。顔面の痛みを起こす神経疾患と、平衡感覚の障害を混同しないことがポイントです。

解説

めまいは、平衡感覚を担う前庭系の障害で起こります。迷路は内耳にあり、半規管・前庭などを通じて頭部の動きや重力方向を感知します。前庭神経はその情報を脳幹へ伝えるため、迷路または前庭神経の障害は末梢性めまいの原因になります。

小脳は前庭系からの情報を受け、姿勢や眼球運動、運動の協調を調整します。そのため小脳疾患でも、ふらつき、歩行失調、眼振などを伴う中枢性めまいが起こり得ます。

三叉神経は顔面の知覚と咀嚼筋の一部の運動に関係する神経です。三叉神経痛では、洗顔、会話、咀嚼などで誘発される発作性の激しい顔面痛がみられますが、通常はめまいの原因にはなりません。急に発症した強いめまいに、構音障害、複視、片麻痺、激しい頭痛などを伴う場合は中枢性疾患を疑い、施術より医療機関での評価を優先します。

選択肢の確認

  • 1.迷路の障害:正しい組合せです。迷路は平衡感覚を担う内耳の器官であり、障害されると回転性めまい、眼振、悪心などが起こり得ます。
  • 2.前庭神経の障害:正しい組合せです。前庭神経の障害では、内耳から中枢へ平衡情報を伝えにくくなり、末梢性めまいを生じます。
  • 3.小脳疾患:正しい組合せです。小脳障害では平衡・協調運動が乱れ、ふらつきや中枢性めまいがみられます。
  • 4.三叉神経痛(正答):誤り。三叉神経痛の中心症状は三叉神経支配領域の発作性顔面痛であり、めまいを起こす代表的原因ではありません。

覚えるポイント

  • 末梢性めまいは、迷路や前庭神経の障害で起こる。
  • 小脳・脳幹の障害でも中枢性めまいが起こる。
  • 三叉神経痛は、顔面の発作性電撃痛が中心である。
  • 神経症状を伴う急性めまいは、医療機関での評価を優先する。
1AM751PM77
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