1PM77|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
尿路結石で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
尿路結石の典型症状、原因、自然排石の可能性、治療方針を整理する問題です。結石の位置と大きさ、感染や閉塞の有無によって緊急性が変わることも押さえます。
解説
尿路結石では、結石が尿路粘膜を傷つけるため血尿がみられます。特に尿管結石が尿の流れを妨げ、尿管の蠕動や内圧上昇を起こすと、腰背部から側腹部、下腹部、鼠径部へ放散する疝痛発作を生じます。したがって「血尿、疼痛がある」が正答です。
治療は一律に手術ではありません。小さな結石では水分管理、鎮痛、排石促進などで自然排石を待つことがあります。排石しにくい結石には体外衝撃波結石破砕術や内視鏡治療などが検討されます。
尿路結石の多くはカルシウムを含む結石などで、原因のほとんどが感染症というわけではありません。ただし、尿路感染を伴う閉塞は重症化し得ます。発熱、悪寒、強い全身倦怠感、乏尿などを伴う場合は、施術対象とせず速やかな医療対応が必要です。
選択肢の確認
- 1.血尿、疼痛がある。(正答):正しい。血尿と疼痛は尿路結石の代表的所見です。尿管結石では腰背部から鼠径部へ放散する疝痛が特徴的です。
- 2.直ちに手術すべきである。:誤り。小さな結石は自然排石することがあり、直ちに手術するとは限りません。大きさ、位置、閉塞、感染、腎機能などで方針を決めます。
- 3.原因のほとんどが感染症である。:誤り。感染結石もありますが、尿路結石の大部分が感染症を原因とするわけではありません。
- 4.腎盂結石は自然排出しやすい。:誤り。腎盂内の結石は、尿管へ移動できる大きさでなければ自然排出しにくく、一般に小さな下部尿管結石の方が排石しやすい傾向があります。
覚えるポイント
- 尿路結石の代表症状は血尿と疝痛である。
- 治療は結石の大きさ・位置・閉塞・感染の有無で変わる。
- 発熱を伴う尿路閉塞は緊急性が高い。