20PM140|第20回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
56歳の女性。2年前に右乳癌で同側の全乳腺切除術と腋窩リンパ節の廓清を受けた。胸筋は温存されている。上腕の周径は右27cm、左24cm。右の腋窩部から上腕後側部の重だるさを訴えて来院した。この患者の患肢に対するマッサージ施術で最も効果が期待される術式はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
リンパ浮腫に対して有効な手技を選ぶ症例問題です。
解説
手掌把握揉捏法は、手のひら全体で組織をやわらかく包み込むように揉む手技で、リンパと静脈の還流を助けます。リンパ浮腫のある上肢に対して最も効果が期待できるため、答えは4です。
神経圧迫法は疼痛への働きかけ、筋の伸張法は柔軟性の改善、叩打法は刺激が強く浮腫のある組織には適しません。
中枢側から末梢側へ順に流れの道をつくるように行い、発赤や熱感、痛みを伴う場合は感染を疑って医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.神経圧迫法:誤り。浮腫への手技ではありません。
- 2.筋の伸張法:誤り。主たる目的が異なります。
- 3.叩打法:誤り。刺激が強く適しません。
- 4.手掌把握揉捏法:正しい。還流を助け、これが答えです。
覚えるポイント
- マッサージは求心性に行い還流を助ける。
- リンパ浮腫では圧迫と挙上も併用される。
- 発赤と熱感を伴う場合は蜂窩織炎を疑う。