20PM139|第20回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
56歳の女性。2年前に右乳癌で同側の全乳腺切除術と腋窩リンパ節の廓清を受けた。胸筋は温存されている。上腕の周径は右27cm、左24cm。右の腋窩部から上腕後側部の重だるさを訴えて来院した。術後の障害で最も生じやすい所見はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
腋窩リンパ節郭清の後に起こりやすい障害を問う症例問題です。
解説
56歳の女性で、乳がんの手術と腋窩リンパ節の郭清を受けており、上腕の周径が患側で3センチメートル太く、腋窩から上腕後側の重だるさを訴えています。
リンパ節の郭清によってリンパの流れが妨げられ、患側上肢にリンパ浮腫(むくみ)が生じるのが最も起こりやすい障害です。したがって答えは2です。
肩関節の可動域制限は起こりえますが強直に至ることは多くなく、胸筋は温存されているため大胸筋の筋力低下は主体ではありません。皮膚感覚の障害も生じることがありますが、この所見では浮腫が中心です。
患側の腕での採血や血圧測定、強い圧迫、傷や日焼けを避けるよう指導します。
選択肢の確認
- 1.肩関節の強直:誤り。最も生じやすい所見ではありません。
- 2.上肢のむくみ:正しい。リンパ浮腫で、これが答えです。
- 3.大胸筋の筋力低下:誤り。胸筋は温存されています。
- 4.上肢の皮膚感覚の障害:誤り。主体ではありません。
覚えるポイント
- 腋窩リンパ節郭清はリンパ浮腫の原因となる。
- 患側の腕を傷つけないよう指導する。
- 感染を起こすと急速に悪化する。