29AM75|第29回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
次の文で示す症例について、問いに答えよ。「72歳の女性。左片麻痺と意識障害で救急搬送された。頭部MRI検査で右中大脳動脈の脳梗塞と診断された。食事の際に毎回左側の食べ物が残る。」本患者の高次脳機能障害で考えられるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
右中大脳動脈の脳梗塞で、左側の食べ物を残す症例です。
解説
右の頭頂葉が障害されると、左側の空間を認識できなくなる半側空間失認が生じ、食事のときに左側の食べ物に気づかず残します。したがって答えは4です。
注意障害、記銘力障害、遂行機能障害も高次脳機能障害ですが、この症状を最もよく説明するのは半側空間失認です。
本人は障害に気づきにくいため、左側から声をかけるなどの配慮が必要です。
選択肢の確認
- 1.注意障害:誤り。この症状を説明しません。
- 2.記銘力障害:誤り。記憶の障害です。
- 3.遂行機能障害:誤り。計画や実行の障害です。
- 4.半側空間失認:正しい。この症状にあたり、これが答えです。
覚えるポイント
- 半側空間失認は右半球の障害で左側に起こりやすい。
- 病識が乏しいことが多い。
- 環境の工夫と声かけが有効。