29PM145|第29回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
次の文で示す症例について、問いに答えよ。「32歳の男性。朝起きると顔の右半分が動かしにくい。眉毛を上げたり目を閉じたりする動作が鈍く、口角から水がもれる。顔に痛みや発疹はない。」本疾患について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
朝起きて生じた片側の顔面の動きにくさを示す症例です。末梢性顔面神経麻痺の評価を問う問題です。
解説
柳原法は顔面の各部位の動きを点数化して評価する方法で、末梢性顔面神経麻痺の重症度と経過をみるのに用いられます。したがって正しい記述は2です。
額のしわ寄せも困難であることから末梢性であり、原因は単純ヘルペスウイルスの再活性化が多く、咀嚼筋は三叉神経支配のため咀嚼は保たれます。
めまいや手足の麻痺を伴う場合は、中枢の病変を考えて医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.中枢神経の障害である。:誤り。末梢性です。
- 2.柳原法で評価する。:正しい記述で、これが答えです。
- 3.風疹ウイルスが原因となる。:誤り。単純ヘルペスウイルスが多いです。
- 4.進行すると咀嚼運動ができない。:誤り。咀嚼筋は別の神経支配です。
覚えるポイント
- ベル麻痺は末梢性顔面神経麻痺の代表。
- 額のしわ寄せの可否で中枢性と鑑別する。
- 眼が閉じにくいため角膜の保護が必要。