30PM115|第30回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午後(科目未分類)
次の文で示す症例で、患側にみられる所見はどれか。 「68歳の男性。最近右足の冷えが強く、5分程度の歩行で右ふくらはぎが痛み、歩行困難となる。一定時間の休息で再び歩けるようになるが、休息姿勢に特徴はない。喫煙習慣があり、血圧が高いが、血糖値は正常である。」
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
一定距離の歩行で下腿が痛む症例です。休息姿勢に特徴がない点が決め手です。
解説
歩くと下腿が痛み、休むと歩けるようになる間欠跛行で、前かがみなどの特定の姿勢を要しないことから血管性の間欠跛行が考えられます。閉塞性動脈硬化症では下肢の動脈の拍動が弱まるため、後脛骨動脈の拍動減弱がみられ答えは1です。
喫煙と高血圧という危険因子もこれを支持します。
足の冷感や色調の変化、傷が治りにくい場合は、医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.後脛骨動脈拍動減弱:正しい。この病態の所見で、これが答えです。
- 2.トンプソンテスト陽性:誤り。アキレス腱断裂の所見です。
- 3.ボンネットテスト陽性:誤り。梨状筋症候群の所見です。
- 4.アキレス腱反射減弱:誤り。神経根障害の所見です。
覚えるポイント
- 血管性間欠跛行は立ち止まるだけで軽快する。
- 神経性間欠跛行は前屈で軽快する。
- 動脈拍動の触知が鑑別に役立つ。