31PM141|第31回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
次の文で示す症例について、問題141、問題142の問いに答えよ。 「75歳の男性。1週間前に右顔面部に痛みが出現し、5日前から右耳介前方からオトガイ部にかけて水疱が出現した。鼻唇溝に左右差はない。医師からはウイルスが原因の疼痛と言われた。」 最も疼痛を増悪させるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
顔面の水疱と痛みを示す症例です。分布する領域から神経を考えます。
解説
耳介の前方からオトガイ部にかけての領域は三叉神経の第3枝である下顎神経の支配です。この神経は咀嚼筋も支配するため、咀嚼によって痛みが強まります。したがって答えは2です。
鼻唇溝に左右差がないことから顔面神経の麻痺は否定的で、閉眼、嚥下、発声はこの領域と直接関わりません。
発疹のある部位への施術は避け、医療機関での治療を優先します。
選択肢の確認
- 1.閉 眼:誤り。顔面神経の働きです。
- 2.そしゃく:正しい。痛みを増悪させ、これが答えです。
- 3.えん下:誤り。この領域とは関わりません。
- 4.発 声:誤り。この領域とは関わりません。
覚えるポイント
- 三叉神経は第1枝が眼、第2枝が上顎、第3枝が下顎。
- 下顎神経は咀嚼筋を支配する運動性の線維をもつ。
- 帯状疱疹は神経の支配領域に沿って現れる。