32AM20|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
基礎医学解剖学消化器・内分泌器
食道について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、食道の上皮、位置関係、通過部位を確認します。
消化器の解剖では、粘膜上皮、周囲臓器との位置関係、横隔膜を通る構造が出題されます。
解説
食道は、咽頭と胃をつなぐ管状の器官です。粘膜は重層扁平上皮で、食物の通過による摩擦に耐えやすい構造です。
食道は横隔膜の食道裂孔を通過します。このとき、迷走神経の前幹・後幹も食道とともに通過します。
気管は食道の前方にあり、気管後壁の膜性壁が食道の前面に接します。
ひっかけポイント
食道の上皮は胃や腸の単層円柱上皮と異なります。食道は重層扁平上皮、食道裂孔を通る、という2点を押さえます。
選択肢の確認
1.粘膜は単層円柱上皮からなる。
誤り。
食道の粘膜上皮は重層扁平上皮です。単層円柱上皮は胃や腸などでみられる上皮として整理します。
2.胸郭上口に生理的狭窄部がある。
誤り。
食道の生理的狭窄部としては、食道入口部、気管分岐部付近、横隔膜の食道裂孔部が重要です。胸郭上口を代表的な生理的狭窄部として選ぶのは不適切です。
3.後面に気管膜性壁が接する。
誤り。
気管は食道の前方にあります。気管の膜性壁は気管の後壁であり、食道の前面に接します。食道の後面に接するという表現は不適切です。
4.食道裂孔を迷走神経とともに通過する。
正しい。
食道は横隔膜の食道裂孔を通過し、迷走神経の前幹・後幹も食道とともに通ります。
覚えるポイント
- 食道粘膜は重層扁平上皮です。
- 食道は横隔膜の食道裂孔を通過します。
- 食道裂孔では、食道と迷走神経を組み合わせて覚えます。