3PM135|第3回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
マッサージの治療対象として適切でないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
マッサージが適する機能的・慢性的状態と、構造的損傷で医療評価を優先すべき状態を区別する問題です。疼痛の原因が筋疲労なのか腱断裂なのかを見分けます。
解説
腱板断裂は、棘上筋腱など肩関節を安定させる腱板の部分断裂または完全断裂です。外傷後の挙上困難、夜間痛、筋力低下などを伴い、断裂の程度を画像検査で評価する必要があります。マッサージで断裂した腱を修復することはできず、急性期の患部へ強い刺激を加えると痛みや炎症を悪化させるため、治療対象として適切ではありません。
脳卒中後遺症では拘縮予防や循環維持、運動後の筋肉痛では疲労回復、姿勢性腰痛では筋緊張緩和などを目的に、病状と禁忌を確認して施術が検討されます。
選択肢の確認
- 1.脳卒中後遺症:誤りではありません。脳卒中後遺症では医療・リハビリ計画のもと、循環改善や拘縮予防を目的に穏やかな施術を行うことがあります。
- 2.運動後の筋肉痛:誤りではありません。運動後の筋疲労や遅発性筋痛に対し、回復を助ける目的で用いられます。
- 3.腱板断裂(正答):正答です。腱板断裂は構造的な腱損傷であり、まず診断と整形外科的管理が必要です。
- 4.姿勢性腰痛:誤りではありません。危険徴候のない姿勢性腰痛では、筋緊張緩和や姿勢・運動指導が対象となります。
覚えるポイント
- 腱板断裂はマッサージで修復できない。
- 外傷後の挙上不能・著明な筋力低下は医療評価する。
- 慢性筋疲労と構造的損傷を区別する。