3PM87|第3回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
坐骨神経痛をきたしにくい疾患はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
坐骨神経領域の放散痛を起こす病態と、血流障害による下肢痛を区別する問題です。神経根・末梢神経の刺激による痛みと間欠性跛行を見分けます。
解説
腰椎椎間板ヘルニアは腰仙部神経根を圧迫し、殿部から大腿後面・下腿へ放散する坐骨神経痛を起こします。骨盤・脊椎への悪性腫瘍転移でも神経根や神経叢が侵され、同様の痛みが出ることがあります。帯状疱疹も末梢神経の分布に沿う神経痛を起こします。
閉塞性動脈硬化症では、歩行時に筋虚血による下肢痛が起こり、休むと軽快する血管性間欠性跛行が典型です。坐骨神経痛と似ることはありますが、直接の坐骨神経障害ではないため「きたしにくい」に該当します。冷感、蒼白、脈拍減弱、難治性潰瘍があれば強い施術を避け、血管評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.悪性腫瘍の骨転移:誤り。脊椎・骨盤への骨転移は神経根を圧迫し、坐骨神経痛様の放散痛を起こし得ます。
- 2.腰椎椎間板ヘルニア:誤り。腰椎椎間板ヘルニアは坐骨神経痛の代表的原因です。
- 3.帯状疱疹:誤り。帯状疱疹は神経支配に沿った強い神経痛を起こします。
- 4.閉塞性動脈硬化症(正答):正答です。閉塞性動脈硬化症の主病態は動脈血流障害で、典型は血管性間欠性跛行です。
覚えるポイント
- 坐骨神経痛は殿部から下肢後面への放散痛。
- 閉塞性動脈硬化症は血管性間欠性跛行。
- 冷感・脈拍減弱があれば血流障害を疑う。