3PM96|第3回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
熱傷について正しい記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
熱傷の深達度、面積、全身反応、感染リスクを整理する問題です。重症熱傷では皮膚障害だけでなく、血管透過性亢進と蛋白喪失が全身状態を悪化させます。
解説
重症熱傷では毛細血管透過性が亢進し、血漿成分と蛋白が血管外へ漏出します。創面からの蛋白喪失も加わり、低蛋白血症や循環血液量減少を生じます。そのため輸液管理、感染対策、栄養管理が重要です。
第1度熱傷は表皮に限局し、発赤と疼痛が中心で水疱は通常ありません。水疱は第2度熱傷でみられます。重症度は面積だけでなく深さ、年齢、部位、気道熱傷、基礎疾患で判断し、20%以内でも軽傷とは限りません。皮膚バリアが破綻するため感染しやすく、熱傷部への施術は行いません。
選択肢の確認
- 1.第 1 度熱傷では水疱ができる。:誤り。第1度は発赤・疼痛が中心で、水疱は第2度熱傷にみられます。
- 2.受傷面積が体表の 20%以内なら軽傷である。:誤り。重症度は面積だけで決まらず、深さ、部位、年齢、気道熱傷などを総合します。
- 3.重傷熱傷では低蛋白血症になる。(正答):正答です。血管外漏出と創面からの蛋白喪失により低蛋白血症が起こります。
- 4.熱傷の皮膚は感染しにくい。:誤り。皮膚の防御機能が失われるため感染リスクは高くなります。
覚えるポイント
- 第1度は発赤、第2度は水疱。
- 重症熱傷では低蛋白血症と循環血液量減少。
- 熱傷創は感染しやすく、施術対象にしない。