4PM137|第4回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)
次の文で示す患者に対する治療目的で正しい記述はどれか。「25歳の女性。3年前から時々、締め付けられるような頭痛が後頭部から側頭部にかけて起こる。頭痛はストレスで誘発される。頭蓋内病変の徴候はない。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
頭痛の性状、誘因、陰性所見から緊張型頭痛を判断し、施術目的を選ぶ症例問題です。締め付ける痛みとストレス誘発が決め手です。
解説
患者は若年女性で、数年間反復する締め付けられるような後頭部から側頭部の頭痛があり、ストレスで誘発され、頭蓋内病変の徴候がありません。これは緊張型頭痛の典型像です。後頭下筋群、僧帽筋、肩甲挙筋などの筋緊張を評価し、後頸部の筋緊張を緩和することが施術目的となります。
帽状腱膜をさらに緊張させることは逆効果です。三叉神経領域の鎮静は三叉神経痛、頭蓋外血管の収縮は片頭痛の古典的機序と関連する選択肢で、本症例の中心ではありません。突然の最悪の頭痛、発熱、意識障害、麻痺、構音障害があれば施術せず救急評価します。
選択肢の確認
- 1.後頸部の筋緊張を緩める。(正答):正しい。後頸部筋の過緊張を緩めることが、緊張型頭痛に対する主要な施術目的です。
- 2.帽状腱膜を緊張させる。:誤り。帽状腱膜を緊張させると頭部の締め付け感を悪化させる可能性があります。
- 3.三叉神経領域の鎮静を図る。:誤り。三叉神経領域の鎮静は、電撃痛を特徴とする三叉神経痛で考える目的です。
- 4.頭蓋外血管を収縮させる。:誤り。頭蓋外血管の収縮は本症例の筋緊張性病態に対する中心目的ではありません。
覚えるポイント
- 締め付ける非拍動性頭痛は緊張型頭痛を考える。
- ストレスと後頸部筋緊張が重要。
- 目的は後頸部・肩甲帯筋の緊張緩和。
- 突然の激痛や神経症状は救急評価する。